【第11回開催】資生堂パーラー銀座本店

shiseido

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カレー部、2013年内最後の開催となりました。
今回は1年近くにわたってコージタソが興味を示していた「1万円カレー」攻略というのがミッションで、あまりカレー部としてどうというアレもなく。

資生堂パーラーといえば、東京の、日本の洋食界(西洋料理界)でも非常に伝統的なレストランになります。
あえてそこでカレーしか食べないというのが11回目となります。

資生堂パーラー銀座本店
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13004938/

銀座のメインストリートで様々なブランドビルが建ち並ぶ中、煉瓦風の色合いの独特な存在感をもつ落ち着いたビル、それが東京銀座資生堂ビル。
今回伺った資生堂パーラーは4階のホールとなります。

いわゆるフォーマル寄りカジュアルな食事を楽しむためのレストラン。 カフェとして使うこともできる、そんなお店です。
ドアボーイ的なおじさん、クローク係など高級レストランのサービスは一通り揃っていてスタッフはそれぞれの係のみを専任します。
出迎える係、ホール担当の係などですね。

実際のカレーについては、欧風カレーなので非常に重量級です。
ドロリと重たい煮込みカレーで、欧風カレーには珍しくスパイシーな味付けが特徴です。
資生堂パーラー銀座本店には4種のカレーがあり、1万円カレーといわれているのは一番上のセットのことを指します。 ここでのカレーは一般的にはビーフカレーになります。
今回はスペシャルカレーライス、三元豚のカレーライスといったかたちで選びました。

  • 新鮮な伊勢海老とアワビのスペシャルカレーライス(サラダ・コーヒー付)¥10,500
  • ビーフカレーライス¥2,800
  • グリルした野菜のカレーライス¥2,200
  • トロトロに煮込んだ三元豚のカレーライス¥2,600

これにサービス料も込まれるので、だいたい3千円が相場になります。 カレーだけで3千円は高いと思っても仕方がないですね。
ただし、ここは銀座のトラディショナルレストランであるためそのようなものと割り切るべきでしょう。

ちなみに、けっこうな量があります。 カレーだけでも非常に重量があるものがたっぷり、そしてライスは通常のサービスとして大盛です。
かならずすべてのプロセスはギャルソンがテーブル上でおこないます。 ライスの盛りつけも同様で、ギャルソンがライスを皿に移す際に、半ライスのタイミングで手を止めてくれます。
量がちょうどと思えばそれ止めてもらい、少なければ続けてもらいます。 すべて盛りつけると大盛になります。 また、半ライスでも残りの分がほしければあとからもってきてくれます。
※女性は半ライスでも満腹になるかと思います。

スペシャルカレーライスは、伊勢海老とアワビをひとつ丸ごとテーブル脇で焼き最後にフランベしたものを半ライスの乗る皿にのせ、カレーをかけて食べるというまったく意味のわからない料理です。 ひとりで食べるには明らかに量が多く、特にカレーと一緒に食べる理由も存在しない謎メニュー。  実際食べた人間がそのように申しているため見たとおりの事実である模様。

これが、1万円カレーの全貌でした。